◆2005年より、タイ北部山岳地帯に暮らす少数民族の生活向上のためのコーヒー栽培指導を開始。
◆2008年~2011年にかけて、外務省の「日本NGO連携無償資金協力」制度を活用したプロジェクトを推進。
【チェンマイ近郊少数民族の生活向上プロジェクト:CMPP 1~3期】
◆2012年以降、そのフォローを継続。
2013年
チェンマイ市に奨学金贈呈
チェンマイ市の恵まれない生徒たちを対象。
2009年
ラフ族保育園に図書室備品贈呈
CMPPで連携しているルンアルン(暁)プロジェクトと共同で実施。
2008年
HIV孤児に学用品贈呈
第3回目
2007年
HIV孤児に学用品贈呈
第2回目
2005年
HIV孤児に学用品贈呈
第1回目
Sem Pringpuangeo Foundationを窓口。
タイ国日本人会会報「クルンテープ」2017年9月号と10月号に連載された、中野穂積様(脚注1)からの寄稿(脚注2)の末尾のみを掲載します。
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今年は生徒寮を始めてから30周年になり、記念事業として山間地に住む青年たちと水源の森を作っていく活動を始めることにしました。近年、山間地では、乾季末には生活用水に事欠く事態となっています。それぞれの村で貯水タンクを設置したり、水路を変えたりの打開策が取られていますが、遠回りでも確実な問題の解決は、木を植えることだと考えました。
青年たちを中心に、村人たちに森の木の種や苗木を採取してもらい、ポットに植えて1年間育てた森の木を水源近くに植え、水源の森を広げようという試みです。
苗木はプロジェクト(脚注3)で購入、その収入は個人、グループ、村で役立ててもらいます。雨季に入ったら皆で水源近くに植え、乾季には防火帯を作り、山火事、焼畑の火から苗木を守ってもらいます。水源の森と一緒に、青年たちの地域を守り、愛する心も育っていってほしいと考えます。この試みは10年続け、森が大きく広がっていく様子を見届けたいと願っています。
コーヒーの木もお茶の木も、そしてアボカドやいろいろな果実の木も、その他の生き物たちも、その大きな森に守られながら育っていくことでしょう。そして山に住む人々の暮らしもその森の中で満たされ、安らかであり続けることを願わずにはいられません。
注:
1)NPO法人 ルンアルン(暁)プロジェクト代表、「チェンマイ近郊少数民族の生活向上プロジェクト:CMPP」の現地代表
2)タイトル : コーヒーの木と暁の家
3)ルンアルン(暁)プロジェクト のこと
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